ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常

ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全く華麗ではない日々

ゲイ男子との暮らしinブラジル2ー今、家を追い出される危機ー

カーニバルが終わり、サンパウロに戻って通常モードに慣れつつあったある日。 他の住人も出払っていて、私がちょうど家を出かけようとしていた時に、玄関のドアを誰ががノックしているのに気が付いた。 突然この家の大家のレオのお母さんとお姉さんという人…

ゲイ男子との暮らしinブラジルーさよならシャンギットー

最近、毎日泣き暮らしている。 私がここブラジルでゲイ男子たちと共同生活を送っていることは以前にも書いた。 大家のレオとその恋人のファビオは普段は他の街にいるので、実質は他に部屋を借りているセバスチャンと共同生活をしている感じだったのだが、 jo…

子供たちのカーニバル・リオ

私は子供がわりと好きだ。 だが、それは実はブラジルに住むようになってからの事である。 ブラジルに来たばかりの頃は、私もまだそこそこ若く、友達にも子供を持って居る者もあまりおらず、うまい接し方がわからなかった。 しかも青さゆえややとんがっておっ…

カーニバル2017関連Tシャツいろいろ

カーニバルでは、ブラジルでは、所属を示すところの文字などが入ったお揃いのTシャツをユニホーム代わりに着る機会が多い。 そこのメンバーですよー、ということが一目瞭然なので非常にわかりやすい。 カーニバルが終わって2か月が経ったが、今回は今年もら…

リオ2017・カーニバル前夜(ブロコ☆キラキラ編)

カーニバル前にはここ数年、リオの地元のブロコ(道でやるパレード)でハイーニャをやらせていただいている。 ハイーニャというのは=女王という意味で、ここではサンバチームの楽器隊の前に置かれる女性のことを差す。近年リオのカーニバルの大きいグループ…

サンバカーニバル・リオ2017~追記

カーニバルが終わって一週間が過ぎた。 灰色の水曜日、と呼ばれている先週の水曜から一般的には仕事が始まったので、カーニバルがいつまでかといえば通常火曜日までなのだが、その土曜にはスペシャルグループのチャンピオンパレードが行われる。 リオは上位…

カーニバル2017サンパウロ・リオ

昨日リオのカーニバルに出た。 パシスタという踊り子のひとりとして今年も参加することができた。 日本の新聞?かサイトにちょっと私のコメントが載ったようだ。 www.jiji.com このブログのはじめにみなさんに誓ったように、決してキラキラするわけにはいか…

愛と友情のマクンバ 実践・準備編

ついに、この日が来てしまった。 朝から張り切って生卵6個をオロナミンCで割ったものを腰に手をあて一気飲みして元気ハツラツ備えていたかというとそういうわけではなく、なんとなくふわっと明日連絡する、とマクンバガール・ヤスミンちゃんに言われていた…

クラッシュ

事故った。 私が乗ったコンビ(乗り合いバン)が。 昨日の夜中1時半ごろ、サンバチームの練習の帰りに、 信号の無い交差点で。 左から走ってきた赤い車の横っ腹に突っ込んだ。 私は運転手の右後ろに座っており、多分車内の人の中では進む道を横切ろうとする…

愛と友情のマクンバ インターバル

私は、マクンバによって幸福を掴みました! いつもなぜだかツイていなかった私。もういい歳なのに彼氏もおらず、ダンサーという職業なのに膝を壊してしまい、しまいには隣人に騙されお金を盗まれる始末。そんな時に友人に勧められ軽い気持ちで始めたのがこの…

愛と友情のマクンバ 序章

つい最近のとある日、ヤスミンが、 「あなたの膝が痛いのは、マクンバで呪われてしまっているせいよ」 と言い出した。 一体なぜそんなことになるのか。 ひさびさの登場であるリオの友人、ヤスミンちゃんのとの日々である。 いろんな経験をしてきた彼女である…

ブラジル・日本人サンバダンサーの加齢な日常

膝が痛い。 joe.hatenadiary.com でも触れたように、去年の5月くらいから膝に異常を感じていた。 ずぼらで病院嫌いの私は、しばらく放っていれば治るだろうと様子を見ていた。 以前も何度か膝や股関節などに痛みを感じたことはありいろいろ治療をしてみたが…

ハム子、その後

予想していたとおり、大家サンドラさんからかつての隣人ハム子の香ばしい話が早速私の元へ届けられた。 joe.hatenadiary.com そしてそれを、花粉を運ぶ蜜蜂のように、私が今あなたの街に届けている。 (注)これからここでする話は、たった今サンドラさんか…

バイーアの旅③~ペロリーニョのペレ~

さて、バイーアの旅③、いよいよ涙の完結編である。 バイーア滞在の最後の夜にもバレー・フォルクローリコ・ダ・バイーアを鑑賞し、 joe.hatenadiary.com このままホテルに帰るのももったいなく思い、感動の余韻に浸りながらペロリーニョ広場という超観光地の…

バイーアの旅2016②~港の市場にて

さて、バイーア州サルバドールの旅その②である。 2.フェイラ・ジ・サンジョアキン 地元の人の行くようなところに行ってみたい。 観光地の宿命で、取ったホテルの側は何もかもが観光地価格だし、どこに行ってもそらカモきたぞとふっかけられるのも致し方な…