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ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常

ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全く華麗ではない日々

おかまのこども

あるあるだと思うのだが、最近とみに子供がすぐすごく大きくなる。(自分比)

近所の子供と「何歳~?」「6歳~」なんつって話したりしてると、

私のほうがブラジル長く住んでいるじゃないですか…!つーかあなた私がここに住み始めたころ存在してなかったじゃないですか!!

などとはっとする。

(しかも私より断然ポルトガル語がうまくて悔しい。生きてなかったくせに。)

 

ところでリオの家の近所にハファエルという男の子が住んでいる。

出会った頃はまだ6歳であった。

お父さんとおばあさんはコーヒー色の肌をしているが、彼は白い肌とさらっとした黒髪、そして大変整った美しい顔を持っており、

ひとなつっこく笑顔も愛らしく、おばあさんに連れられていつも私の所属していたサンバチームに来ていた縁もあって特別に可愛がっていた。

彼の家の前を通りかかった時にそこらをうろうろしてるのを見つけると話しかけ

ひとさらいのおじさんよろしく、

アイス買ってあげるから一緒に来ないかい?

と、可愛さのあまり喜ぶ顔が見たくて一緒にいたくて、食べ物で釣って買い物やプールに連れて行ったりしていた(ちゃんとおばあさんの許可を取ってからです)。

 

突然ですがここで、

こんな○○は嫌だ ~ブラジル人の男の子編~

・サッカーに興味がない

・外で男の子と遊ぶのはつまらない

・身だしなみをとても気にする

・きれいなドレスを見て目を輝かせる

・物腰がやわらかい

・友達は全部女の子だ

 

といった数々のヒントを彼はそんな小さなころからくれていたわけですが、

そして私はそういう友達が多い方で偏見はないつもりなのですが、

もう完全に出来上がってからお会いするのと(敬語)、その過程から目の当たりにするのは少し違うようで、

ねえねえ、本当に?本当に?君大きくなったら相当かっこよくなるよ?もったいなくね?

ま、でもまだどうなるかわかんないし確証があるわけでなしおばあちゃん子だし←?

…と、心の準備はしつつもどっちなんだろうという疑惑は常に葛藤とともに心にあったわけです。

 

そんな彼ももう14歳。

最近恋人ができたという噂を聞いて、ここがチャンスとばかりに

「彼女はどんな人なの?」

と聞いてみたら、

チ・チ・チ、と人差し指を小さく左右に振るゼスチャーをしながら

『彼女、じゃないよ、カ・レ・シ!!』

と、ウインクされちゃいました。

 

やっぱりね。

 

でも、

どっちにしても、彼が幸せそうなのでよかった。